2021/10/19

ロバート・ゼメキス監督「キャスト・アウェイ」

 見たい見たいと思いつつも2時間越えの上映時間に尻ごんでいた「キャスト・アウェイ」。

ついに見ました!

いまずもがなの主演トム・ハンクスの演技がとにかく凄い…。

無人島に漂着してから脱出するまで映画の何割を占めていたのかわからないけれど、

トム・ハンクス演じる主人公チェックの一人芝居にすっかり夢中でした。

漂着後に何もない状態からなんとか生きようと模索して傷つく姿、

孤独。長い年月、ひとりきりでたいした資源もない孤島で過ごすつらさ。

応援したり絶望したり映画を見ながらドキドキハラハラ…。


脱出の為に孤島を離れて海を漂流する決死の姿には、胸が熱くなりました。

元婚約者の家を訪問するシーンはハンカチが必須アイテムでございます。

どちらの気持ちを考えてもやるせない!

元婚約者が家に夫とまだ幼い子供を残して車に乗ったことは、母になった私でも非難できない…。

チャックに気丈に振舞うケリー。でも地図や車を見るとどれだけ辛くて複雑な気持ちだったらとてもわかる。感情が溢れて車に乗ったこと、乗車後の表情、チャックの言葉、このシーンとても素晴らしかった…。

ケリーはいい女だしチャックはいい男。

その夜、友達にチャックの無人島での心情を語るシーンもよかった。


帰還してからは辛い現実ばかりのチャック。

最後のシーンは希望に満ちていて心が救われました。

波乱の人生だったれどどこかお伽噺のような後味で、話の中で相棒ウィルソンとかクジラと遭遇するシーンとかも相まって、同じロバート・ゼメキス監督の「フォレスト・ガンプ」ぽいなあと思った。

2021/08/20

星組 舞浜アンフィシアター公演「VERDAD!!」

今更ですがVERDAD千秋楽配信みました!

とにかく1幕2幕の構成・選曲のバランスの良さ(藤井大介先生ありがとうございます)
&トップさまの歌唱力最高…これに尽きました…。

礼真琴さん(以下 贔屓)の音域すごない?歌声めっちゃ心地よくない?喉強すぎない?
トップ就任時、望海風斗さまに喉について相談をしていたお話が遠い昔のよう…。

もうね、1幕の宝塚メドレー豪華すぎィ!

セ・シャルマン好き!古き良き宝塚の情緒。
セ・マニフィーク、天寿さんの歌で贔屓とせおっちが踊るって…夢?
しかもせおっちの娘役姿かわいい!振付も仲良し駆け引きっぽくてイイ!
まこちゃんせおっちにもしっかり男役顔でたまらない!(終盤のクイッて指でやるの…倒)
トークめっちゃ笑う…。かわいい2人…。

コルドバの光と影、安寿ミラの歌声がめっちゃ好きすぎて超えるものはないと思ってたけど、
贔屓の歌声…エリオが憑依した安寿ミラは超えないけど…でもすばらしい~(語彙力)

コルドバの衝撃から立ち直る隙もなくアルジェ~!
歌った瞬間ジュリアン降臨…。
今回のショーは贔屓の声質切替の驚異的スピードだけじゃなく
役から役へ入魂する切替の早さも衝撃でした。
もう表情がジュリアンそのもので…(ジュリアンの人生がフラッシュバックして泣きながら)

Too Hot!からのワンナイト・ミラージュの流れー!
せおっち歌い方シメさま意識してない?
ノバボサノバまで怒涛の星組メドレーでありがとうございましたーーー!!!
当時の舞台の映像まで映してくれるの各ファン歓喜でしょ…。
藤井大介先生はスターさんのことだけじゃなくてファンのことも考えてくださる…。
「Music Revolution!」のお衣装を

前半は礼真琴さんの赤い口紅に一束残したオールバックという、
現代的なイメージ全面推しの贔屓のめずらしい美しい黒燕尾を堪能させていただき感謝。
すべてが王道に徹していてTHE宝塚歌劇の世界に浸りまくりました。

全体的に他の組子さんのお衣装も控えめで好き。
ギラギラ星組感をおさえて(※それはそれでこんな顔もいけちゃぜっていう星組の新しい魅力を知れて最高)2幕ではじけるぞって思惑を感じました。


え?で、まだ一幕終わっただけ?
これから2幕もあるなんて魂がもたない…。
書けたらそのうち書きます。

2021/08/19

オリヴィア・ワイルド監督「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

ちょいちょいSNSでおススメされているのを見かけて気になっていた、
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」。

とにかくモリ―とエイミーがお互い褒めすぎ&自己肯定感高すぎでたまらない…。
学生時代こんなポジティブシンキングで生きたかったわ。
アメリカ映画のヒロインはビッチもオタクも逞しいですな。

音楽や映像がイマドキっぽくておしゃれ。
展開にはちょっと内輪ノリっぽさについていけなくて取り残された感もあったけど、
アメリカの青春映画と思えばアリ。
みんな自由で羨ましい。

アメリカのハイスクールってほんとにこんななのかな。
日本はプロムって習慣ないから、映画とかで船上パーティーとかリムジンとかドレスでダンスパーティーとか出てくるたびにカルチャーショック受ける。
(アラフォーなのでよくわからないけれど日本でも今はこうだったりするのかな)
ティーンが男女入り乱れてプールにトップレスで入水とか想像つかない。
親視点ではけしからん。
わたしだったらとても笑顔で「楽しんでね」なんて送り出せない…。ゴメン…。
なんだか変な目線で鑑賞してしまった…。

ただ卒業前に最後に強烈にハメはずしときたいって主役2人の気持ちはわかる。
一夜のバカ騒ぎとはいえ、若いうちにいろんな経験しとくの大事。

総評としてはまあまあ面白かった。
後味も爽やかでよろしいし。
モリ―もエイミーもどっちも好き。

クリストファー・B・ランドン監督「ハッピー・デス・デイ」

タイムループ・ホラーと聞いて気になっていたハッピーデスデイ。 
滅ッ茶苦茶おもしろかったです!

主人公ツリーが誕生日の日に何者かに殺されると、なぜか同じ日の朝に戻ってしまう。
このループから抜け出して生きて次の日の朝を迎えられるのか…。
タイムループモノ好きとしてはこれだけで惹かれてしまう…。

同じ日の朝のシーンを何度も何度も繰り返すのに、
飽きさせることなくテンポよく進むストーリー。

ツリーが心の傷を抱えつつも逞しく成長していく姿に気づけばめっちゃ応援してました。 
(これが吊り橋効果ってやつか…)
悲劇のヒロインのはずなのにまったくクヨクヨしなくて、
不条理な運命に果敢に立ち向かっていく姿はとてもエネルギッシュ。
下品で高飛車だけどなんだかんだで優しくてとことん自分に正直。
後半たまらなく可愛く見えてくる。
たまらないスタイルを惜しげもなく晒してくれるし。TAMARAN。
ジェシカ・ローテ好きになった。(チョロい)
教授いいなー。年上インテリってだけで頭弱いエエ身体のヤング寄ってくる。

カーターのじんわりとした優しさもいいです。
地味だけど寄り添い系メンズ。実際そんなに頼りにならないけど。
翌日になったのになってないフリするの私だったら一生許さない。

ちなみにヒロインが殺されるシーンは一瞬でほぼ映らないので、
グロ系が苦手なわたしでも無問題でした。
とても見やすい作品だし、クサクサしてる時に見るとスカッとしそう。
疲れた時にソファーでポップコーン片手に見たくなる映画でした。

ちょうどWOWOWで2を放送してたので今度見よう~。

2020/02/14

トッド・フィリップス監督「ジョーカー」

バットマンシリーズは子供のころ金曜ロードショーで放送していたら見る程度で、
バットマンやロビンやキャットウーマンの活躍は覚えているもののジョーカーやペンギンはうろ覚え…
その程度の知識で「ジョーカー」の前知識もなく観てみた感想です。

 映像の美しさ、アーサーの生きる苦悩や哀しみ…、
ゴッサムシティという世界観(S・キングの架空の町デリーのようにとてもリアルでした)
音楽はよかったけれど囁くようなセリフが多いのに(その分アーサーの笑い声が際立って印象的)
シーンによって爆音だったので子供を寝かした後のリビングで見るにはリモコン片手に一苦労…。
字幕で見るべきだった~。(映画館で観ていたら一層浸れたと思います!)
アーサー役のホアキン・フェニックスの名演もちゃんと生の声で見たかったと後で後悔…。 

物語の中盤でどこからどこまでがアーサーの世界(妄想)だったかわからなくなりましたが、
希望的なシーンなほぼ絶望した人がすがり夢想する世界だったのかもしれません。
そう思って迎えたラストシーン。
もはや復讐に燃えるブルース・ウェイン少年のシーンがあまりに物語めいていて、
そう思うと最後の笑いでアーサーの存在そのものがジョーカーの作ったお話だったのか…。
アーサーは映画通りの背景ありきのジョーカーだったのか、
それともジョーカーはジョーカーでしかないのか。

いずれにしてもアーサーの世界はとても哀しかった。
有名な階段のシーンは美しかったです。
映画の断片で踊るアーサーの仕草はどれも美しかったです。
ホアキン・フェニックス、すごい俳優ですね。
映画としてとても素晴らしい作品だったと思います。

ただこのところお疲れモードだった私は鑑賞後完全に映画に引きずられてとても沈んだ気持ちになってしまいました。
しばらくは殺人や暴力のない映画を見よう…。

ジョン・カーニー監督「シング・ストリート 未来へのうた」

アイルランドで家庭の都合でどん底の青春時代を余儀なくされた主人公コナーがバンドを組む話。
この映画についてざっくり言うとそれがすべてですが、
そこに散りばめられた青春や音楽がとてもキラキラした映画でした
多摩地域でステレオタイプの外国の世界に憧れて子供時代を過ごしたわたしからしたら
恥ずかしながらヨーロッパってだけでおしゃれで憧れの対象に感じるのですが、
この映画の主人公の絶妙なダサさや海の向こうのイギリスへの憧れ、
「ここから出たい」と願う気持ちがとてもリアル。

主人公は「BACK TO THE FUTURE」のダンスパーティーシーンに憧れをもっていて、
そのイメージでバンドのPVを撮ろうとする姿とか愛おしさすらあった!
(しかもどうにも冴えない現実のPV撮影中に主人公の頭の中で完璧に再現されたダンスパーティーシーンがまたよかった)

主人公&バンド仲間はダサいけど、必死にもがいているうちに魅力やかっこよさがきらきらしてくる。
それが才能なのか青春のなせるわざなのか…
憧れに対して臆面せず手を伸ばす主人公の姿は応援したくなります
わたしの10代にこんな行動力はなかった…。才能も。

最後のシーンは本当に意外で、突然終わらせた感がすごい。
でも後味はまったく悪くなくて、その先は希望なのか絶望なのかわからないけれどわくわくした。
単なるボーイミーツガールものとは少し違って、憧れの彼女の存在が憧れの対象から外れても続く。
ミステリアスではなくなった彼女の姿は主人公と同じで、
だからこそふたりの門出に「がんばれ!未来は明るい!」と応援したくなる。

個人的には音楽何でもござれのバンド仲間のエイモンと、主人公のお兄さんがいい味だしてた。

劇中歌はどれもよかったけど、中でもUPがとてもよかった。
憧れの彼女への高揚した気持ちとバンドの楽しさがあふれたナンバー。
こんなカセットテープももらったらときめく。

ミヒャエル・エンデ「モモ」

子供のころに読んで“時間どろぼう灰色の男たちのインパクトが強烈だった児童書「モモ」。
んじんのあらすじがうろ覚えだったのでこの機に読み直してみました
「ミヒャエルエンデ モモ」の画像検索結果
ストーリーが本当におもしろくて最初から最後まで夢中になって読みました。
冒頭の世界観やモモという少女の説明、灰色の男たちの登場にわくわくして読み耽りました。
終盤の灰色の男たちに時間を奪われた世界、ひとりぼっちになってしまったモモのあたりで怖くなって、それこそ一気に読みました。
どのシーンも文章を読んでいると頭の中でありありと情景が浮かぶから不思議です。
モモの悪夢のシーンは特にすごい迫力でした。

時間どろぼう、亀のカシオペアにマイスターホラ、
掃除夫ペッポと語り手ジジ、そしてモモ。
よくここまで魅力的な登場人物と設定を作ったなとびっくりしてしまいます。

物語では灰色の男たちに言いくるめられた人々は人としての尊厳や幸せより、効率的に時間を使うことだけを考えるようになってしまいます。
ジジは「モモと過ごした日々は幸せだったけれど、お金もないボロを着た生活には戻りたくない」と言う。
どうすれば幸せになれるかわかっているのにそれを選択できない(しない)
日々やることに追われ空いた時間を探すのに一苦労しているわたしには身につまされるような話です。
特定の遊びのためだけに作られたおもちゃを受け取らないモモのシーンも印象的でした。

灰色の男たちに支配された世界では、大切なものを知っている気高いペッポも騙され利用されてしまう。
恐ろしい世界です。
モモ以外のすべての人が時間を奪われた世界は児童文学とは思えないほど恐怖を感じました。

物語前半のモモと遊ぶ子供たちの描写、
モモのためだけのお話をしてあげるジジの場面は本当にすてきでした。
この年齢になって改めて読んで、ずっと心の隅に忘れないでいたい大切な物語だと思いました。

2020/01/04

多摩六都科学館のプラネタリウム

2020年初プラネタリウムということで多摩六都科学館へ行ってきました。

いつもは最寄り駅まで自転車で行き、電車とバスを乗り継いで行くのですが、
面倒なのとこの頃ゆうちゃんが電車とバスに乗りたがらないこともあって8キロちょっとの道のりを自転車のみ(not電動)で行ってみることに。
坂道もなく年始のせいか車通りも少なかったので40分程で到着。
真冬でも肩で息をする程度には疲れたので夏は無理だな‥。

ゆうちゃんと自転車に乗りながら道中見つけたかわいいものやかっこいいものを言い合ったり、彼が最近知った雑学を聞いたりするのはとても楽しい。
プラネタリウムのドームが見えたときはなんだかお互いハイになってました

科学館の新年はきょうから開館だったので心配でしたが、
到着した10時の時点で10:30からのプラネタリウムが残り60席の状態。
よかった~。

そのままプラネタリウム「ペガロク きまぐれ宇宙旅行」を観覧。
キッズプラネタリウム<br>ペガロク きまぐれ宇宙旅行!
※ ペガロクっていうのは科学館のゆるキャラの名前
この日は星座解説の後の宇宙旅行がとてもよかったです。
このシリーズのプラネタリウムは去年いくつか見ているけれど、ペガロクが地球から太陽系をでて、星座たちの間をすり抜け天の川銀河もでて、いろいろな銀河系を巡ったり、宇宙の広さを実感できるおもしろい内容でした。
さながら宇宙遊泳です。

太陽系が銀河の端っこのほうに位置してるなんてはじめて知りました。
ぺらぺらでいろいろな形の銀河、この銀河系が何兆も存在して、気が遠くなる程遠くにある銀河系のひとつにブラックホールが確認されたなんて、どうやって知るんだろう?
科学の力ってすごいなあ。

プラネタリウムの後はロボット展や常設展示へ。どこも子どもたちでにぎわってました。

あっという間に次の大型上映の時間に。
今度はプラネタリウムではなくてプラネタリウム上映用に作られた映像作品。
大型映像「秘密結社鷹の爪 THE PLANETARIUM ~ジュラジュラジュラシックトラベル~」
鷹の爪が恐竜時代にタイムトラベルして羽毛恐竜の羽毛でお布団を作るというへんてこなお話。
恐竜のシーンはとてもダイナミック!
ゆうちゃんも楽しんでおりました。

その後は広くて明るい休憩室でお昼ごはんを食べて科学館を後にしました。
途中でゆうちゃんは夢の中。
のんびり風景を眺めつつ自転車をこぎこぎ帰りました。
夜にお風呂の前、ゆうちゃんはプラネタリウムで覚えたシリウスを探して夜空を見あえたけれど残念ながら曇り。明日は見れるといいね。

宇宙の広さと恐竜の歴史に自分がいかにちっぽけな存在かを再確認。
単純人間のわたしはスケールの大きなものに触れるとなんだかパワーをもらえる。

2019/12/22

マイケル・グレイシー監督「グレイテスト・ショーマン」

宝塚の轟悠さんのディナーショーで映画の主題歌「THIS IS ME」を歌っていて
とてもいい曲だったので早速「グレイテスト・ショーマン」を見てみました。
映画の中で歌われる音楽は「THIS IS ME」以外もどの曲もよかったです!
ダンスや音楽に合わせた演出もとてもテンポよく派手で、
歌っている間に舞台(場面)が変わっていく構成もミュージカルらしくて好きです。

映画を見るにあたって事前の知識が、
・ラ・ラ・ランドのスタッフ (←見た後で知りましたが音楽を担当したベンジ・パセックジャスティン・ポールだけでした)
・誰かの伝記モノ の2つだけだったんですが、
P・T・バーナムという19世紀の興行師の挫折と成功を描いた映画でした。
映画はバーナムの幼いころから始まりますが歌っている間にあっという間に成人に。
大きくなってからのバーナムの商売にぐいぐいいく姿はちょっと苦手だけど、
「成功する人ってこれくらいのポテンシャルと図太さがあったほうがいいのかな~」とか思ってみていたら案の定その後挫折して「ほらー」な結果に。
でもラストはとてもいいシーンで終わりました。

映画を見た後実際のバーナムについて調べていたら、
1870年 サーカス興行(地上最大のショウ)
1873年 妻チャリティ死去(さらに74年 再婚)とあって軽くショックでした。
当然ミュージカル映画なので楽しくて華やかなおとぎ話仕様になっているけれど、
サーカス興行までの出来事はわりと忠実に作られているようです。

主演のヒュー・ジャックマンをあまり知らなかったんですがマーベル系の映画にたくさん出演しているんですね。
(後で気づいたんですが「ナイト・ミュージアム/エジプト王の秘密」で劇の俳優として本人役で出演してた人だ!)
フリークショーのパートナー役の男優かっこいいなーと思っていたらザック・エフロン!
旦那さんと「セブンティーン・アゲイン」を映画館で見たときはキラキラした若者だったのにすっかり大きくなって~と感激しました。

印象的なシーンもたくさんあったし何より音楽がとてもいいので(サントラほしいレベル)、また見たいな。

2019/12/19

年末

ひさしぶりの更新。
4才のもちっことアラフォーの自分のことを今後は定期的に記録がてら更新していけたらと思っています。
来年は本と映画時間を増やしたいな。