2021/08/20

星組 舞浜アンフィシアター公演「VERDAD!!」

今更ですがVERDAD千秋楽配信みました!

とにかく1幕2幕の構成・選曲のバランスの良さ(藤井大介先生ありがとうございます)
&トップさまの歌唱力最高…これに尽きました…。

礼真琴さん(以下 贔屓)の音域すごない?歌声めっちゃ心地よくない?喉強すぎない?
トップ就任時、望海風斗さまに喉について相談をしていたお話が遠い昔のよう…。

もうね、1幕の宝塚メドレー豪華すぎィ!

セ・シャルマン好き!古き良き宝塚の情緒。
セ・マニフィーク、天寿さんの歌で贔屓とせおっちが踊るって…夢?
しかもせおっちの娘役姿かわいい!振付も仲良し駆け引きっぽくてイイ!
まこちゃんせおっちにもしっかり男役顔でたまらない!(終盤のクイッて指でやるの…倒)
トークめっちゃ笑う…。かわいい2人…。

コルドバの光と影、安寿ミラの歌声がめっちゃ好きすぎて超えるものはないと思ってたけど、
贔屓の歌声…エリオが憑依した安寿ミラは超えないけど…でもすばらしい~(語彙力)

コルドバの衝撃から立ち直る隙もなくアルジェ~!
歌った瞬間ジュリアン降臨…。
今回のショーは贔屓の声質切替の驚異的スピードだけじゃなく
役から役へ入魂する切替の早さも衝撃でした。
もう表情がジュリアンそのもので…(ジュリアンの人生がフラッシュバックして泣きながら)

Too Hot!からのワンナイト・ミラージュの流れー!
せおっち歌い方シメさま意識してない?
ノバボサノバまで怒涛の星組メドレーでありがとうございましたーーー!!!
当時の舞台の映像まで映してくれるの各ファン歓喜でしょ…。
藤井大介先生はスターさんのことだけじゃなくてファンのことも考えてくださる…。
「Music Revolution!」のお衣装を

前半は礼真琴さんの赤い口紅に一束残したオールバックという、
現代的なイメージ全面推しの贔屓のめずらしい美しい黒燕尾を堪能させていただき感謝。
すべてが王道に徹していてTHE宝塚歌劇の世界に浸りまくりました。

全体的に他の組子さんのお衣装も控えめで好き。
ギラギラ星組感をおさえて(※それはそれでこんな顔もいけちゃぜっていう星組の新しい魅力を知れて最高)2幕ではじけるぞって思惑を感じました。


え?で、まだ一幕終わっただけ?
これから2幕もあるなんて魂がもたない…。
書けたらそのうち書きます。

2021/08/19

オリヴィア・ワイルド監督「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

ちょいちょいSNSでおススメされているのを見かけて気になっていた、
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」。

とにかくモリ―とエイミーがお互い褒めすぎ&自己肯定感高すぎでたまらない…。
学生時代こんなポジティブシンキングで生きたかったわ。
アメリカ映画のヒロインはビッチもオタクも逞しいですな。

音楽や映像がイマドキっぽくておしゃれ。
展開にはちょっと内輪ノリっぽさについていけなくて取り残された感もあったけど、
アメリカの青春映画と思えばアリ。
みんな自由で羨ましい。

アメリカのハイスクールってほんとにこんななのかな。
日本はプロムって習慣ないから、映画とかで船上パーティーとかリムジンとかドレスでダンスパーティーとか出てくるたびにカルチャーショック受ける。
(アラフォーなのでよくわからないけれど日本でも今はこうだったりするのかな)
ティーンが男女入り乱れてプールにトップレスで入水とか想像つかない。
親視点ではけしからん。
わたしだったらとても笑顔で「楽しんでね」なんて送り出せない…。ゴメン…。
なんだか変な目線で鑑賞してしまった…。

ただ卒業前に最後に強烈にハメはずしときたいって主役2人の気持ちはわかる。
一夜のバカ騒ぎとはいえ、若いうちにいろんな経験しとくの大事。

総評としてはまあまあ面白かった。
後味も爽やかでよろしいし。
モリ―もエイミーもどっちも好き。

クリストファー・B・ランドン監督「ハッピー・デス・デイ」

タイムループ・ホラーと聞いて気になっていたハッピーデスデイ。 
滅ッ茶苦茶おもしろかったです!

主人公ツリーが誕生日の日に何者かに殺されると、なぜか同じ日の朝に戻ってしまう。
このループから抜け出して生きて次の日の朝を迎えられるのか…。
タイムループモノ好きとしてはこれだけで惹かれてしまう…。

同じ日の朝のシーンを何度も何度も繰り返すのに、
飽きさせることなくテンポよく進むストーリー。

ツリーが心の傷を抱えつつも逞しく成長していく姿に気づけばめっちゃ応援してました。 
(これが吊り橋効果ってやつか…)
悲劇のヒロインのはずなのにまったくクヨクヨしなくて、
不条理な運命に果敢に立ち向かっていく姿はとてもエネルギッシュ。
下品で高飛車だけどなんだかんだで優しくてとことん自分に正直。
後半たまらなく可愛く見えてくる。
たまらないスタイルを惜しげもなく晒してくれるし。TAMARAN。
ジェシカ・ローテ好きになった。(チョロい)
教授いいなー。年上インテリってだけで頭弱いエエ身体のヤング寄ってくる。

カーターのじんわりとした優しさもいいです。
地味だけど寄り添い系メンズ。実際そんなに頼りにならないけど。
翌日になったのになってないフリするの私だったら一生許さない。

ちなみにヒロインが殺されるシーンは一瞬でほぼ映らないので、
グロ系が苦手なわたしでも無問題でした。
とても見やすい作品だし、クサクサしてる時に見るとスカッとしそう。
疲れた時にソファーでポップコーン片手に見たくなる映画でした。

ちょうどWOWOWで2を放送してたので今度見よう~。