2017/02/02

もたない暮らし系の本を読む

ここのところミニマリストとか持たない暮らし系の本を読んでます。

一番最初に読んだのが妊娠中に読んだのは「フランス人は10着しか服を持たない」。
悪阻が妊娠後期に少し落ち着いたころに読んで作者が自分が思うシックな生き方を楽しそうに提案していく文面が新鮮でハマりました。
(もともとエッセイとかライフスタイル本は読まない人間だったので余計に)
“物を減らす!”がメインではなく「こう生きたほうが素敵じゃない?」的な内容。
産後に「フランス人は10着しか服を持たない2」を読み、著者も子育て期間真っ只中ということを知って更に好感度UP。笑

引っ越しも決まって物を少しずつ整理していかなと…と思い始めたのもあって、
その後、片付け本のベストセラー「人生がときめく片付けの魔法」を読みました。
コレクター気質の私にとって“そういう問題じゃないものってあるよ…”と腑に落ちないことも多々あったけど、それでも一読の価値ありでした。
右の「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法」は
もう少し子持ちにピンポイントなものを読みたいなと思い購入。
物を持たないことで実際にどれだけのプラスがあるのか数値などで淡々と書いていく著者はとても頭がいい人なんだなーと思う。
より効率的に、よりミニマムに、と少し行き過ぎ感も感じるけれど、この手の本は読者がいいとこどりすればいいと思っているので問題なし。
私は最後の著者の文章がとても胸に響きました。

 “モノに貪欲だった時は、すごくおいしいものを食べた時や、年に一度の旅行やイベントの時に感じる、強い興奮がないと、幸せや豊かさを感じにくくなっていました。
「足りないモノ」ではなく、「今あるもの」を大切にすることで、生活の小さなことに、より豊かさを感じられるようになりました。
「すごいね」「きれいだね」「おいしいね」「気持ちいいね」。今あるものに喜びを見出し、日々の小さなことに感動する。子供と一緒に、子供のように共感する。
将来の心配を先取りしすぎず、お金やモノに振り回されず、今日この日を精一杯味わう。
日常は、興奮に満ちた旅行やイベントのためにあるのではなく、その日その日が大切な日。”

週末になるとどこかへお出かけして、その先で折角だからと何か買っての繰り返しの私。この本を読んでから日々の考え方が少しだけれど変わったと思います。
新刊も気になる。

最後にやまぐちせいこさんの本2冊。
この著者の本は無印のお店とかにも置いてたりします。
無印&ミニマリストな本。持たないことが暮らしの豊かさ、住みやすさにどう貢献するかをわかりやすく書いています。
決して広くない都会の賃貸に住んでいた時の「少ない物ですっきり暮らす」、
田舎の戸建てに引っ越した後の「シンプル思考ですっきり暮らす」。
すっきりした暮らしといっても環境によって常に自分にとってベストな状態に変えられる柔軟さを感じます。

「フランス人は…」の著者ジェニファー・L・スコットはある程度のドレッシーさをもって人生を楽しんでいるけれど、失礼ながら尾崎友吏子さんややまぐちせいこさんは決してオシャレな人間ではないと思います。
それでも考え方や生き方にとても共感できて著書を読む限り2人ともとても“シック”です。
とりあえず仕事と子育ての合間を見てクローゼットの整理、キッチンの見直しをしました。キッチンは使うものを使いやすい位置に置くよう見直したら、子供の食事やおやつなど気軽に作るようになりました。お味噌汁もちゃんと出汁からとります。
大袈裟だけれど、理想の暮らしに一歩近づけたことをしっかり感じました。
春に転職、年末に引っ越しを控えているので、この機に少しでもすっきりした生活に近づけよう!

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