2017/01/14

ガス・ヴァン・サント監督「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」

レンタルショップにいくと「人生が変わるヒューマンドラマ」とか
「心が洗われる青春映画」とかの棚に絶対置いてある言わずと知れた有名作。
旦那さんが借りてきてくれたので先日はじめて観ました。
「グッドウィルハンティング」の画像検索結果
素晴らしい作品。
「フォレストガンプ」みたいにシリアスになりすぎずに人生についてとかしみじみ考えさせられるところがよかった。
ラストシーンも主人公の選択がとても嬉しかったな!

映画の素晴らしさは当然ながら、もう一点わたしが胸を打たれたのはマット・デイモンの若さ。
(といっても20代後半か)
主人公の若さゆえの葛藤や過剰な自意識、不器用さを感じさせる表情は
どんなに演技力がついても今のマット・デイモンでは作れないもので、
「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスしかり、
「タイタニック」のレオ様しかり、刹那的なさみしさを感じた。
自分が年老いたのかな、若さが美しい…。しくしく。
「プライベート・ライアン」もよかったけど青春て要素を前面に出されると弱いですわ。
「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本はベンアフレックと執筆したものと知ってびっくり。
昨晩、「オデッセイ」も見たけどこっちもおもしろかった。

先生役のロビン・ウィリアムズも素晴らしかった。
「ミセスダウト」「ジュマンジ」「ジャック」「フック」…大好きな俳優です!

エリオット・スミスの挿入歌も繊細で映画の雰囲気にぴったりだった。
短命なアーティストなんですね。聞いてみたけれどSay Yesという曲もよかった。
作中ではこの曲が流れるタイミング、切なくてよかった。

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